実話11
生命保険 〜相続税の権利評価って何?〜 |
Aさん |
「よう
きみのところのおやじさんは元気か? うちのはピンピンしているけどな」 |
Bさん |
「いやー
このところ調子が悪いらしく病院に通っているよ」 |
Aさん |
「この前税理士に相続の事で相談したんだろ、でどうだったんだ?」 |
Bさん |
「行ったよ
すごい金額が出たんで家族みんなびっくりしているところだ」 |
Aさん |
「財産をたくさん持っていると色々と大変だな」 |
Bさん |
「まあな
でも事前に対策をとる方法はいくつかあるんだ。」 |
Aさん |
「へえー
それは例えばどういう方法なんだ」 |
Bさん |
「保険を利用する方法で、保険料をおやじが負担して、保険の対象は俺、その形にするとおやじに万一の事があった場合にすごく役に立つんだ」 |
Aさん |
「保険の対象がお前だったら、意味ないじゃん!!」 |
Bさん |
「違うんだ、何が役に立つかというとおやじが万一の場合、保険契約の権利が相続される事になるんだ。その時に銀行預金だったら満額が対象になるのに、保険だと大まかに言えば70%の評価に落とせるんだ。長期間の契約が必要になるけどまとまった金額を申し込んでおけばかなりメリットが有るみたいだよ」 |
Aさん |
「それは特別にか?」 |
Bさん |
「いや
相続税法26条でちゃんと決まっているよ」 |
Aさん |
「そうなんだ
それはいい話を聞いた、俺も早速おやじに提案してみるよ」 |
Bさん |
「きっとおやじさん喜ぶと思うよ」 |
Aさん |
「そうだ!
その前にどうしたら財産を作れるか、先に教えてほしんだけど!」 |
Bさん |
「………」 |