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実話12
自動車保険 〜車両保険で良くある勘違い〜
Aさん 「よう過失相殺って知ってるかい」
Bさん 「又、いきなり何を言い出すんだ」
Aさん 「自動車事故の責任割合をどうのこうのする…」
Bさん 「知っているよ! それで」
Aさん 「いやなうちの会社で営業マンが自動車事故を起こしてしまってな、どうやらその営業マンがかなり悪いらしく、7:3とかで話がついたそうなんだ。」
Bさん 「ふ〜ん それで」
Aさん 「当然保険を使って処理をするので、相手にはこっちの対物で補償をするだろう、こっちの自動車は相手の対物で補償してもらい、金額は過失相殺分になってしまうので足らずが出てきてしまうんだ。」
Bさん 「よくある話じゃないか!」
Aさん 「そこでだよ、車両保険って知っているだろう。 それが役に立ってすごく助かったんだよ! 何せ相手から修理代の30%しか貰えなかったんで残りの70%を会社で負担しなければいけなっかたもんで…」
Bさん 「そういう時の為に保険が有るんだよ、でもお前少し勘違いしていないか?」
Aさん 「何をだ」
Bさん 「車両保険の事だけど、もし今回の事故で相手が任意保険に入っていなかったりした場合はどうなると思う。」
Aさん 「その場合は修理代金の70%が車両保険から補償されるんだろう!」
Bさん 「違うよ! やっぱりそう思っていたんだな。車両保険は相手からの賠償金の有無に関係なく、契約している金額の範囲内で補償を受けれるんだ。」
Aさん 「へえー そうなのか、てっきり過失相殺されるものかと思った。」
Bさん 「例えば相手側が保険に入っていても過失相殺の責任比率でもめた場合等は、相手との話を待っていたのではいつまでたっても修理ができなくなって困るので、自分の車両保険を使って修理費用を賄うんだ。」
Aさん 「ふーんそういう使い方も有るんだ。 でも免責金額とかは負担しなければいけないんだよな!」
Bさん 「そうだな それは保険の契約の時に5万円・10万円場合によってはゼロとかを設定する事ができるので、保険料負担と相談しながら決めればいいよ。」
Aさん 「そうか お前の言うような事が有るといけないので、少しの保険料負担があってもやっぱり免責はゼロかな。」
Bさん 「それもそうとばかりと言えないんだ。 相手がいない自損事故の時は免責金額は少ない方がいいが、相手がいる場合は相手からいくらかの賠償金を受取れるのでたとえ免責金額を設定していても、自己負担金が無しになる事が多いんだ。」
Aさん 「その辺のところは自分の考え方しだいと言う感じかな」
Bさん 「そうだね」
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