2011年6月の統計
2011年4月の統計
2011年3月の統計
保険に関連する統計情報です。
各調査についての詳細は、保険毎日新聞から抜粋しております。
◆ INDEX
損保料率機構集計、11年1月末の自賠責保険・共済成績
全国生協連、4月の生命・火災共済実績発表
11年4月末損保一般種目速報成績
国土交通省、2011年3月の建築着工統計発表
[2011-05-24]
損保料率機構集計、11年1月末の自賠責保険・共済成績

 損保料率機構が集計した2011年1月末の自賠責保険・共済成績(速報ベース)によると、内国社、外国社、JA共済、全労済、全自共、交協連トータルで、台数3682万609台、保険料(掛金)7636億3552万円となった。前年同期比は0.1%増。
 このうち、内国社は台数3340万1187台、保険料は前年同期比0.1%増の6999億9511万円を計上し、シェアは前年度から0.04ポイントアップして、91.67%となった。
 外国社は16万6498台、6.2%減の30億8946万円で、シェアは0.40%と前年度から0.03ポイントダウンした。
 AIUが外国社全体の90.98%を占める。この結果、損保合計では3356万7685台、前年同期比0.1%増で7030億8457万円となり、全体の92.07%を占めた。
 一方、共済は合計で325万2924台で、掛金は前年同期比増減なしで605億5096万円となった。シェアは7.93%と前年度と同ポイントだった。
 保険・共済合計に占める内国社のシェアは次のとおり。( )内は前年同期。
 ▽東京海上日動=22.79(22.47)
 ▽損保ジャパン=20.13(20.09)
 ▽あいおいニッセイ同和損保=16.85(―)
 ▽三井住友海上=14.88(14.74)
 ▽日本興亜損保=8.84(8.81)
 ▽富士火災=3.32(3.45)
 ▽日新火災=2.06(2.06)
 ▽共栄火災=1.86(1.87)
 ▽朝日火災=0.43(0.45)
 ▽大同火災=0.26(0.25)
 ▽セコム損保=0.18(0.18)
 ▽エース保険=0.04(0.04)
 ▽セゾン自動車火災=0.03(0.03)
 【原付自賠責】
 原付自賠責はこのうち224万2446台、保険料(掛金)219億8967万円で、0.4%の増収。
 自賠責全体に占める割合は2.88%で、前年度より0.01ポイントアップした。
[2011-05-23]
全国生協連、4月の生命・火災共済実績発表

 全国生協連は、2011年4月の「生命共済」と「火災共済」の加入状況をまとめた。それによると、「生命共済」の当月加入者数は合計で10万5228人となり、この結果、累計加入者数は1540万4153人となった。一方、「火災共済」の当月加入件数は1万4118件で、累計293万1003件となった。
 【生命共済】
 「生命共済」の4月単月の加入者数を会員生協別に見ると、東京1万445人(占率9.93%)、次いで埼玉1万336人(同9.82%)、大阪7994人(同7.60%)、福岡5865人(同5.57%)、千葉5772人(同5.49%)、愛知5683人(同5.40%)、静岡4145人(同3.94%)、兵庫4019人(同3.82%)、神奈川3586人(同3.41%)、広島3114人(同2.96%)、茨城3023人(同2.87%)で、11単組が3000人を超えている。
 累計加入者数では、埼玉が237万309人(占率15.39%)でトップとなり、以下、東京152万1579人(同9.88%)、大阪127万5599人(同8.28%)、千葉110万4216人(同7.17%)、愛知75万812人(同4.87%)、福岡70万3344人(同4.57%)、兵庫55万9781人(同3.63%)、広島53万2880人(同3.46%)、神奈川51万8691人(同3.37%)、静岡49万9956人(同3.25%)と続く。
 【火災共済】
 「火災共済」の4月単月の加入件数を会員生協別に見ると、東京1529(占率10.83%)、埼玉1326件(同9.39%)、兵庫1096件(同7.76%)、大阪962件(同6.81%)、福岡955件(同6.76%)、千葉894件(同6.33%)、神奈川489件(同3.46%)、愛知471件(同3.34%)、静岡431件(同3.05%)、新潟396件(同2.80%)の順になっている。
 累計加入件数では、埼玉が36万8819件(占率12.58%)でほかを大きくリード。
 以下、東京27万8044件(同9.49%)、大阪25万7356件(同8.78%)、千葉23万3720件(同7.97%)、兵庫18万4869件(同6.31%)、福岡17万7379(同6.05%)、神奈川11万4652件(同3.91%)、新潟10万773件(同3.44%)、茨城8万2288件(同2.81%)、群馬7万9674件(同2.72%)と続く。
[2011-05-18]
11年4月末損保一般種目速報成績

 2011年4月末の損保一般種目8社成績(速報ベース)がまとまった。8社の一般種目合計は収保7270億円、対前年同期0.9%増でのスタートとなった。
 【自動車】
 収保は3566億円、0.2%減。8社中4社が増収となった。新車販売台数の減少で新既契約数が減少したものの、新商品投入、料率改定効果による単価アップなどの影響で増収となったところもある。
 【自賠責】
 収保は648億円、0.1%増。8社中5社が増収となった。震災による納車の遅れや新車販売台数の減少で減収となったものの、4月以降の料率改定の影響などで増収となったところもある。
 【火災】
 収保は1045億円、4.1%増。8社中5社が増収となったが、大口契約が満期を迎えなかったなどの影響で減収となったところもある。
 【新種】
 収保は1102億円、0.7%増。大口契約の保険始期変更や特殊要因の大口契約の影響などで減収のところもあり、8社中5社が減収。
 【傷害】
 収保は624億円、6.1%増。新規や個別大口契約の更改増で、8社中6社が増収。
 【海上】
 収保は283億円、4.8%減。震災の影響などにより、8社中4社が減収。日新火災は、海上保険から撤退。
 *下表中、傷害保険・一般種目合計の集計数値における「医療・がん保険などの第三分野商品」の加算状況は次のとおり。
 ▽「1年もの」「長期」とも加算…損保ジャパン、あいおいニッセイ同和損保、富士火災
 ▽「1年もの」だけ加算…日本興亜損保、共栄火災
 ▽「長期」だけ加算…三井住友海上
 ▽加算なし…東京海上日動、日新火災
[2011-05-16]
国土交通省、2011年3月の建築着工統計発表

 国土交通省がまとめた建築着工統計によると、2011年3月の新設住宅着工戸数は持家、分譲住宅は増加したが、賃貸は減少したため全体で減少となった。
 3月の新設住宅着工戸数は6万3419戸。前年同月比で2.4%減、10カ月ぶりの減少。新設住宅着工床面積は575万0000平方メートルで同0.5%減、13カ月ぶりの減少。季節調整済年率換算値では80万7000戸。
 持家は2万2863戸で前年同月比4.0%増、17カ月連続の増加。このうち民間資金による持家は1万8992戸で同2.2%減、3カ月連続の減少、公的資金による持家は3871戸で同50.7%増、18カ月連続の増加となった。
 貸家は2万1763戸、前年同月比9.5%減で6カ月連続の減少。このうち民間資金による貸家は1万8126戸で同2.0%減、6カ月連続の減少、公的資金による貸家は3637戸で同34.6%減、先月の増加から再び減少となった。
 分譲住宅は1万8104戸で前年同月比4.6%増、13カ月連続の増加。このうちマンションは8670戸で同1.3%減、10カ月ぶりの減少。一戸建住宅は9324戸で同9.6%増、15カ月連続の増加。
 地域別では、首都圏が総戸数で前年同月比0.0%となった。内訳は持家が同3.1%減、貸家が同14.8%減、分譲住宅が同21.6%増。
 中部圏は総戸数で前年同月比2.7%減、うち持家が同6.0%増、貸家が同17.3%減、分譲住宅が同3.6%増。
 近畿圏は総戸数で前年同月比6.8%減、うち持家が同8.4%増、貸家が同13.0%増、分譲住宅が同15.7%減。
 その他地域は総戸数で前年同月比2.5%減、うち持家が同5.9%増、貸家が同9.9%減、分譲住宅が同7.9%減。
 建築工法別では、プレハブは7918戸で3カ月連続の減少。ツーバイフォーは7262戸で4カ月連続の増加。
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